先日、仏沼でヨシ原が全焼してしまった、というニュースが、フジテレビのニュース番組で流れていました。
そこで日本野鳥の会青森県支部副支部長で、地元の保護団体であるNPO法人おおせっからんど理事も務められている津曲隆信さんに、最近の仏沼の様子をお聞きしました。
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今年の仏沼での野焼きの状況をお知らせします。
仏沼に生息する絶滅危惧種のオオセッカは、まばらなヨシ原に生息します。ヨシ原は放っておくと樹木が進入してきてしまうので、
火入れをして維持するのがよいと考えられていますが、オオセッカは前年から残っている枯れヨシを利用して春夏2回繁殖することから
一昨年より、三沢市役所の主導で、計画的、部分的に火入れを行い、枯れヨシ区域を残す作業を行なって来ました。
しかし、一昨年は火入れ前に周辺の野焼きの火が入って、今年同様、ヨシ原が全焼してしまいました。
昨年は先に燃やす部分に火入れを行い、牧場域を含めた北側半分を焼かずにうまく残せました。
その成果か、昨年6月末の一斉調査で、オオセッカはこれまでの最高羽数が記録されました。
(仏沼内で259羽、周辺部も含めると559羽のさえずりオスを確認)
今年は仏沼の東側半分を焼かずに残そうという計画で、三沢市の生活環境課が中心になって、多くの市民が協力し、
4月8日から火入れ作業を実施しました。
8日は西側の縁を外側へ飛び火を防ぐ目的で焼いた段階で風が強くなり午前中で中止。
9日は好天に恵まれ、西側の南部分を残してきれいに火入れが行われたのです。
10日は残った南区域をうまく焼いて、計画通り仏沼の東側半分を焼かずに残せました。
しかし、翌日11日、仏沼の外側東隣の休耕田で火入れがあり、その後強くなった東風にあおられた火が、運悪く仏沼の外側の水路を飛び越えて残したヨシの部分に飛び火してしまい、
そこから瞬く間に東側のほとんどを焼き尽くしてしまいました。
強風にあおられた火の勢いが予想を越えた状況だったため、防ぎようがなかったのです。
(2009年4月18日 撮影:三戸貞夫さん(おおせっからんど))オオセッカはすでに仏沼に渡って来ていて、南側の焼け残りのヨシ原や北側の水路の外域(ここはまだ焼いていません)から鳴き声がしています。
多くのオオセッカは新しいヨシが生えそろうまで繁殖を待たされることになり、オオセッカへの影響が心配ですが、
三沢市生活環境課の方々が一生懸命やってくださっていますので、今後対策をいろいろ相談して行きたいと思っています。
そして7月始めの一斉調査で結果を確認したいと思います。
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posted by IBA-WBSJ at 16:52|
035 仏沼・小川原湖湖沼群
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